1896ja 3編02章13節: Difference between revisions
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第三編 債権
第二章 契約
第十三節 終身定期金
- 終身定期金契約ハ当事者ノ一方カ自己、相手方又ハ第三者ノ死亡ニ至ルマテ定期ニ金銭其他ノ物ヲ相手方又ハ第三者ニ給付スルコトヲ約スルニ因リテ其効力ヲ生ス
【参照】
- 終身定期金ハ日割ヲ以テ之ヲ計算ス
【参照】
- [I] 定期金債務者カ定期金ノ元本ヲ受ケタル場合ニ於テ其定期金ノ給付ヲ怠リ又ハ其他ノ義務ヲ履行セサルトキハ相手方ハ元本ノ返還ヲ請求スルコトヲ得但既ニ受取リタル定期金ノ中ヨリ其元本ノ利息ヲ控除シタル残額ヲ債務者ニ返還スルコトヲ要ス
- [II] 前項ノ規定ハ損害賠償ノ請求ヲ妨ケス
【参照】
- 第五百三十三条ノ規定ハ前条ノ場合ニ之ヲ準用ス
【参照】
- [I] 死亡カ定期金債務者ノ責ニ帰スヘキ事由ニ因リテ生シタルトキハ裁判所ハ債権者又ハ其相続人ノ請求ニ因リ相当ノ期間債権ノ存続スルコトヲ宣告スルコトヲ得
- [II] 前項ノ規定ハ第六百九十一条ニ定メタル権利ノ行使ヲ妨ケス
【参照】
- 本節ノ規定ハ終身定期金ノ遺贈ニ之ヲ準用ス
【参照】
